
・【微熱魔】を聴いてみたんだけど歌詞の意味が全然わからない!
・アニメ『阿波連さんははかれない』の内容とリンクしてるの?
こんな疑問を解決します。
☑本記事の内容
・1.【微熱魔】の歌詞全文を徹底考察
この記事の著者である僕は、ずとまよファン歴が6年ほど。
今年Spotifyで上位0.01%のファンに入り、合計21240分聴きました。(約14日分)

そんな僕が、【微熱魔】の歌詞について考察してみました。
※この記事はあくまで僕個人の解釈であり、歌詞の意味を断定するものではありません。
解釈は人それぞれだと思います。あなたもぜひ自分なりに考察してみてください。
【微熱魔】の歌詞全文を徹底考察
曲のテーマ
アニメ『阿波連さんははかれない season2』のOPテーマとなった当楽曲。
今回も例に漏れず、作品の内容とリンクした歌詞になっています。
↓根拠はこちら(ACAねさんのコメント)
阿波連さんははかれない 元々好きな漫画のひとつで、お話しいただいてからも何度も漫画を読み返しながら作っていきました。ひととの距離をはかれない事について日頃から考えを巡らせていたので、音のイメージを形にしていく過程も楽しかったです。距離がはかれないことで、通じ合えたり、もどかしさの熱を望んでしまう気持ちをきっかけに作りました。微熱魔、新しい試みもあり、お楽しみに☽
-ずとまよ公式HPより引用-
見ての通り、作品とがっちりリンクしていそうです。
☑作品概要
小柄で物静かな女の子、阿波連れいなさん。
人との距離をはかるのが少し苦手。
そんな彼女の隣の席に座るライドウくんは、
阿波連さんとの間に距離を感じていた。
ある日、阿波連さんが落としてしまった消しゴムを
ライドウくんが拾ったことをキッカケに、ふたりの距離は急接近!?
「遠すぎたり」「近すぎたり」予測不能な阿波連さん。
色んな意味で、『はかれない』密着系?
青春ラブコメディの幕が上がる!!
-『阿波連さんははかれない』公式HPより引用-
歌詞はもちろん、主人公である阿波連さん目線で書かれています。
不器用な阿波連さんの心情の変化に注目しながら以下の考察を読んで頂けると、より楽しめるかと思いますのでぜひ。
※当記事内にほとんどネタバレはありませんが、
完全初見で作品を楽しみたい方は、先に漫画やアニメを観ることをおすすめします。
1番

はるか先の想像力くれた 夢を見てしまうな
春はルピナスの花を覚えた 気づいてくれる 気まず
冬は形あるもの煮込んだ 廊下は冷たいのがいい
明日の予定を共に立てた 汗が混み合ってしまう引用:ずっと真夜中でいいのに。『微熱魔』歌詞より 作詞ACAね
「ずっとわたしのそばにいてくれる」
そんな想像をさせてくれるライドウくん。
人との距離をはかれないせいで今まで友達ができなかったわたしは、ライドウくんとずっと仲良しでいられるって、そんな夢を見てしまう。
春はルピナスの花を校庭で育てて、ライドウくんに見せてみる。
ルピナスの花言葉に気付いてくれるかな。
気付いてくれたなら、それはそれで気まずくて恥ずかしいけど。
冬はわたしが風邪を引いたから、ライドウくんが鍋を作ってくれた。
わたしのためになにかをしてくれたことが、本当にうれしかった。
冬は廊下が寒くなるから良い。ライドウくんにくっついて歩けるから。
こうやって季節を追うごとに、
「明日なにする?」って一緒に休日の予定を立てるくらいにライドウくんと仲良くなれた。
■「ルピナス」
ルピナスの花言葉は、「想像力」「いつも幸せ」「あなたは私の安らぎ」。
3つとも阿波連さんの、ライドウくんに対する気持ちに当てはまっています。
もちろん、ライドウくんに一番気付いて欲しいのは「あなたは私の安らぎ」ですね。
解釈違いの以心伝心 浄化されてゆく変幻自在な倍音
win-win でいたいけど 近づいてもいいの?引用:ずっと真夜中でいいのに。『微熱魔』歌詞より 作詞ACAね
たまにライドウくんの行き過ぎた憶測で、わたしのことを誤解されたりもする。
でも少しずつお互いのことをお互いなりに理解していってると思う。
わたしの片想いじゃなくて、
お互いに好き同士でいたいけど、ライドウくんにもっと近づいてもいいの?
追いかけても 問いかけても また 迷宮 担うばかり
熱を帯びた言葉たちが やんちゃする
都市伝説的に いずれ解る 形なき秤
安心すせて 緊張させて 奇妙な今世
微熱 望むまま引用:ずっと真夜中でいいのに。『微熱魔』歌詞より 作詞ACAね
ライドウくんのこと追いかけても、問いかけてみても、
またわたしの本当の気持ちを伝えられない。
ライドウくんへの熱い気持ちが込められた言葉たちが、
頭の中でぐるぐる回ってる。
いつかライドウくんのことを理解できる日がくるかな。
当分は理解しきれないだろうな。
わたしのことを安心させてほしい。でもドキドキもしたい。
そんな、奇妙な感覚で過ごす日々。
少しだけドキドキするくらいが、丁度良いな。
2番

夏は丸い綿飴くれた 溶けるけど甘い記憶包まれる
秋は歴史に残す文化祭の準備して 風が吹けば 触れた
微熱 望むまま
君が 望むなら引用:ずっと真夜中でいいのに。『微熱魔』歌詞より 作詞ACAね
夏は一緒に夏祭りに行って、綿飴を買ってくれた。
そんな二人の思い出は、綿飴みたいに甘い。
秋はクラスのみんなで文化祭の準備して、みんなとの思い出も作っていく。
春夏秋冬いつでも、ライドウくんはわたしのそばに居てくれた。
少しドキドキするくらいが丁度良い。
ライドウくんがそれでいいのなら。
※2番サビは1番サビと同じなので割愛します。
大サビ前~大サビ

皮膚を引っ張って順応して ”わたしだけ はかってたよ”
舞い上がったどの瞬間も ”冗談なんて一つもない”
言えなかった言葉の方が ずっと根っこに宿るけれど
今なら明かせちゃうかな わたしから 魔▂▂▃▄▅▆▇█▓引用:ずっと真夜中でいいのに。『微熱魔』歌詞より 作詞ACAね
ライドウくんとの距離を縮めたり、少し遠ざけたりして調整して、
「わたしだけ、君との距離をはかってたよ。」
ライドウくんと仲良くなれて舞い上がった時はいつだって、
「冗談なんて一つもない。」
言えなかったわたしの気持ち。
ずっと心の奥に閉まっていたけれど、
今なら伝えられそう。わたしの方から。
追いかけても 問いかけても また 迷宫 担うばかり
熱き帯びた言葉たちが やんちゃする
都市伝説的に いずれ解る 形なき二人
安心させて 緊張させて 奇妙な本音
微熱 望むまま
っ魔引用:ずっと真夜中でいいのに。『微熱魔』歌詞より 作詞ACAね
1、2番サビと違うのは、”二人“,”本音“の部分。
阿波連さんがライドウくんに、「本音」を伝えることができたんでしょう。
気になる「本音」の中身は、実際にアニメを観ていただけるとわかるかと思います。(season1)
☑まとめ
人との距離をはかるのが苦手だった阿波連さんのライドウくんに対する気持ちや、
不器用ながらも距離をはかろうと頑張っている姿を上手く表現した歌詞でした。
ライドウくんやクラスメイトと仲良くなっていく過程や、
本音を伝えたくて、変わろうとする阿波連さんの心情も読み取れましたね。
アニメの内容が気になった方はぜひ、season1から観てみてください。
当記事の筆者は見事にハマってしまい、今度グッズでも買おうかと考えています。。。
以上、【微熱魔】歌詞考察でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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