
・【あいつら全員同窓会】を聴いてみたんだけど歌詞の意味が全然わからない!
こんな疑問を解決します。
☑本記事の内容
・1.【あいつら全員同窓会】の歌詞全文を徹底考察
この記事の著者である僕は、ずとまよファン歴が6年ほど。
去年Spotifyで上位0.05%のファンに入り、合計10274分聴きました。(約丸7日分)


※この記事はあくまで僕個人の解釈であり、歌詞の意味を断定するものではありません。
解釈は人それぞれだと思います。みなさんもぜひ自分なりに考察してみてください。
【あいつら全員同窓会】の歌詞全文を徹底考察
曲のテーマ
【あいつら全員同窓会】のテーマは「夢を追う人と、それを邪魔する人」です。
ドリームキラーっていますよね。
「どうせ無理だよ」
「どうせ失敗するんだからやめときなよ」
みたいなことを言ってくる人。
また、ネット上で否定的な意見ばかりを言ってくる人。
そんな人たちの言葉を無視して夢を追う主人公の姿が書かれています。
今現在夢がある人。
あるいは目標があって、それに向かって頑張っている人。
そんな人に刺さる一曲になっています。
それでは歌詞を見ていきましょう。
1番

思い通りに 起きれない 急いで飲み込む 納豆巻き
当たり障りのない 儀式みたいな お世話になってます
手帳開くと もう過去 先輩に追い越せない 論破と
明る日も来る日も 道草食って帰るが贅沢引用:ずっと真夜中でいいのに。『あいつら全員同窓会』歌詞より 作詞ACAね
主人公の日常パートから歌詞がスタートします。
毎朝思い通りに起きれず、急いで納豆巻きを飲み込んで急いで家を出る。
出社したら「お世話になってます」と”当たり障りのない 儀式みたいな“挨拶をする日常。
手帳を開くと、いろんな出来事が”もう過去“になっている。
それくらいあっという間に過ぎていく日々。
会社で先輩に論破されて悔しい。
けど、その先輩を追い越せなくてもっと悔しい。
毎日毎日帰りに寄り道することだけが、唯一の僕の贅沢なんだ。
それくらい無気力な日々を送っている。
もうダンスダンスダンス 誰も気づいてない
ジェメオスよりも ゆうもわな落書きに
もうステイステイ捨てる 下積み正義
嫌味に費やすほど 人生長くないの引用:ずっと真夜中でいいのに。『あいつら全員同窓会』歌詞より 作詞ACAね
もうこんな日常には飽きたから、踊りたい。
街にはユニークな落書きがあるけど、誰も気づいてないよね。
それくらい、疲れて心に余裕がない人が大半なんだ。
※ジェメオス=オス・ジェメオスのこと。
家族や政治をテーマにした壁画を多く描いたストリートアーティストデュオ。
僕はもう現状維持はしないし、下積み正義も捨てる。
※下積み正義・・・いつまでも準備や勉強などの「下積み」ばかりをして、実際には行動しないことを表現しているんでしょう。
人の嫌味を言うことに時間を費やすほど人生長くないの。
だから、やりたいことを早くやっちゃおう。
どうでもいいから 置いてった あいつら全員同窓会
ステンバイミー 自然体に シャイな空騒ぎ
ねばった戦績 飛んでった なりたい自分に 絡まる電柱
ぼーっとして 没頭して 身勝手な僕でいい
どうでもいいから 置いてった あいつら全員同窓会
ステンバイミー 自然体に シャイな空騒ぎ
ねばった成績 飛んでった なりたい自分に 絡まる電柱
ぼーっとして 没頭して 身勝手な僕でいい引用:ずっと真夜中でいいのに。『あいつら全員同窓会』歌詞より 作詞ACAね
サビでは自分のやりたいように、自分らしく生きていこうとする主人公の様子が書かれています。
“どうでもいいから 置いてった あいつら全員同窓会” “ステンバイミー 自然体に シャイな空騒ぎ“
人の嫌味ばかり言ってるあいつら全員で同窓会でもやってればいいじゃん。
あいつらのことなんて置いて僕は自分のやりたいことをやる。
“ねばった戦績 飛んでった なりたい自分に 絡まる電柱“
(Aメロのような)無気力な生活を我慢して過ごした日々とはお別れだ。
僕のやりたいことを邪魔してくるあいつらとも。
“ぼーっとして 没頭して 身勝手な僕でいい“
自分のやりたいことに没頭する、身勝手な僕でいい。
2番

会っても癒えない世界で 匿名の自分に なって
誰を批判しなくたって 発散できる言葉 探してる
hip hop 蹴って 濃いめの愛闇 拭って
誰を批判しなくたって 発散できるファッション 探してる引用:ずっと真夜中でいいのに。『あいつら全員同窓会』歌詞より 作詞ACAね
ネット上で匿名の自分になって、
誰かを批判することなくストレス発散できる言葉を探してる。
※会っても癒えない世界=会っても言えない世界と掛けているのかなと。
・ネット上の意見に会っても自分の傷が癒えることはない。むしろ傷つくことの方が多い。
・会っても言えないことも簡単に言えてしまうネット上。
hip hopを捨て、濃い目のアイシャドウも拭って、素の自分になって、誰も批判せずストレス発散できるスタイルを探している。
どんな名言も 響かない僕から 何も生まれは しないけど
目に見える世界が 全てじゃないって わかりたかっただけ引用:ずっと真夜中でいいのに。『あいつら全員同窓会』歌詞より 作詞ACAね
どんな名言も響かない、身勝手な僕からは何も生まれはしないかもしれない。
だけど、目に見える世界が全てじゃないってことをわかりたかった。
自分らしさや、音楽に対する熱量など、目に見えない世界も大事にしていきたい。
※2番サビは1番サビと同じなので割愛します。
大サビ前~大サビ
誰かを貶して 自分は真っ当 前後を削った 一言だけを
集団攻撃 小さな誤解が命取り
あんたは 僕の何なんだ そんなやつに 心引き裂かれたんだ
想像は 想像でしかないし 粘り強いけれど 打たれ弱いし 心臓を 競走する前に引用:ずっと真夜中でいいのに。『あいつら全員同窓会』歌詞より 作詞ACAね
ネット上のアンチに対する意見が綴られています。
誰かを貶して自分を正当化する人たち。
彼らは発言の前後を削って、その人が悪く見えるように切り取った一言だけを取り上げ、集団攻撃してくる。
そしてそれが小さな誤解を生み、炎上へと発展するんだ。
“あんたは 僕の何なんだ そんなやつに 心引き裂かれたんだ“
そのままの意味ですが、かなりストレートな表現ですね。それだけ想いが強いということでしょう。
想像は想像でしかないから、僕のことわかった気にならないで。
アンチたちはしつこく粘着してくるけど、大体みんな打たれ弱い。
いいねの数を競争する前にもっとやるべきことはないの?とアンチたちを皮肉っています。
※心臓を競争する=いいねの数を競争する
心臓→ハート→いいね
どうでもいいから 置いてった そうでもないから 飛んでった
※大サビは1、2番サビと同じなので割愛します。引用:ずっと真夜中でいいのに。『あいつら全員同窓会』歌詞より 作詞ACAね
お疲れ様です 風邪気味です
冗談なのか 本心なのか わからなすぎ問題 了解も災害も 大きらい
夜道歩き 孤独に浸ったり 変なパジャマの人と 目が合ったり
それだけの時間を 増やしたい それでも夜道は 風邪ひくよ
人のダメなとこばっか 見つけて 指摘して 自分棚に上げすぎ
心と体 終わってく こんな自分 そんな身分じゃない
言い切れることはない 言い切れたことは 自分に言い聞かせてること
また笑い転げられるのさ あばらの骨が折れるまで引用:ずっと真夜中でいいのに。『あいつら全員同窓会』歌詞より 作詞ACAね
“お疲れ様です 風邪気味です“
ネット上の意見や、嫌味ばかり言ってくるあいつらに疲れて風邪気味。
“冗談なのか 本心なのか わからなすぎ問題 了解も災害も 大きらい“
そういった自分のアンチたちは、冗談で言ってるのか、本気で言ってるのかわからない。
否定的な意見を了解したくないし、批判の嵐に巻き込まれたくもない。
“夜道歩き 孤独に浸ったり 変なパジャマの人と 目が合ったり“
こういった、誰にも邪魔されない時間や、何気ない時間を増やしたい。
“人のダメなとこばっか 見つけて 指摘して 自分棚に上げすぎ “
アンチや、下積み正義を押し付けてくる人たちへのメッセージでしょう。
かなりどストレートに物申しています。
“心と体 終わってく こんな自分 そんな身分じゃない“
そんなことばかりしていては心も体も終わっていくよ。
あなたそんな身分じゃないでしょと。
“言い切れることはない 言い切れたことは 自分に言い聞かせてること“
「自分は○○できない」などと言い切れることはないんだ。
もし「自分は○○できない」と言い切れたことがあるならば、それは「自分は○○できない」と自分に言い聞かせているだけなんだ。
→自分の可能性を否定することは、自分はできないと自分に言い聞かせて、挑戦から逃げているだけ。
みたいなことが言いたいんだと思います。
“また笑い転げられるのさ あばらの骨が折れるまで“
否定的な意見を無視して、自分のやりたいように挑戦し続ければ、笑い転げるくらい幸せな日々が待っているのさ。と、最後は前向きな気持ちを表した歌詞で曲が終わっています。
最後に
いかがだったでしょうか。
かなりメッセージ性の強い、パンチの効いた歌詞だったかと思います。
歌詞の意味を考えながら聴くと、なんだかスカッとするんですよね。
自分は何も行動してないくせに、チャレンジしている人の批判や邪魔ばかりしてくる人たち。
そんな人たちにガツンと物申しているところがとても好きです。
ライブでも一番盛り上がる曲だと言っていいんじゃないでしょうか。
ライブ中は歌詞の意味なんて考えている余裕はないですが、あらかじめ「この曲はこんなイメージ」みたいなのを持っておくと、よりライブも楽しめるんじゃないかと思います。
もうすぐツアーが始まりますので、ぜひ当ブログで予習していただけると幸いです。
(当記事は2024/09/26に執筆)
それでは今日はこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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