【花一匁】歌詞の意味を考察!ずとまよ5周年に込められた想いは?

沈香学

・【花一匁】を聴いてみたんだけど歌詞の意味が全然わからない!

こんな疑問を解決します。

☑本記事の内容

・1.【花一匁】の歌詞全文を徹底考察

この記事の著者である僕は、ずとまよファン歴が6年ほど。

今年Spotifyで上位0.01%のファンに入り、合計21240分聴きました。(約14日分)

そんな僕が、【花一匁】の歌詞について考察してみました。

この記事はあくまで僕個人の解釈であり、歌詞の意味を断定するものではありません。

解釈は人それぞれだと思います。あなたもぜひ自分なりに考察してみてください。

【花一匁】の歌詞全文を徹底考察

曲のテーマ

【花一匁】のテーマは「音楽活動の苦悩」です。

当楽曲はずとまよがデビュー5周年を迎えた、2023年6月4日に投稿されました。

歌詞に着目すると、下積み時代の苦悩や、5周年にいたるまでの変化などが語られていて、とても感慨深いものでした。

ずとまよを古くから知っているあなたも、最近知ったあなたも、
【花一匁】の歌詞を考察することで、ずとまよワールドにより深く入り込めるかと思います。

ぜひ、最後まで見ていってくださいね。

1番

ずっと真夜中でいいのにって溢した午前5時。
目に見えてんのは 波形だけです 腐れたデモベース
偶然⇄必然の工作 朝靄は4シーズン 痛み止め用の曲 作っときたい

引用:ずっと真夜中でいいのに。『花一匁』歌詞より 作詞ACAね

曲作りに没頭している様子を表した歌詞から、曲がスタートします。



真夜中から作業に没頭して、気づけば午前5時。
ずっと真夜中でいいのに。って気持ちを思わず溢した。

僕の目に見えてんのは曲作りしている画面だけ。

偶然と必然を繰り返しながら曲作りに没頭し、気づいたら朝になっている毎日。
そんな日々を春夏秋冬、4シーズン続けているよ。

休んでいる暇はないので、疲れた時の痛み止めになるような曲も、
一曲くらいは作っておきたいね。

ルーティンから もう抜け出せない 辞めたい辞められない 苦しいほど
ご機嫌なんて伺って ばかじゃない? 僕が作るものは 既にあるものじゃーーん

引用:ずっと真夜中でいいのに。『花一匁』歌詞より 作詞ACAね

こんな忙しないルーティンからもう抜け出せない。

「苦しい」と感じる時ほど、辞めたいのに辞められない。

周りのご機嫌なんて伺って曲作りしている僕、ばかじゃない?

どうせ僕が作るものは既に誰かが作ったものなんだし。

何か出来そうな夜更かし 成仏させたし 特別なキャラに期待はしないで
Tシャツも しわくちゃ 淡い残り香の攻撃に やられないように⚠
意味が欲しいよ 花一匁 手に入らないこと わかってても
柄にないことばかり たらたら溢して こんな僕をまた 笑ってくれたらいいのに

引用:ずっと真夜中でいいのに。『花一匁』歌詞より 作詞ACAね

「何か出来そう」と思って夜更かしして、ひたすら曲作りに没頭する。

僕は特別な存在ではないから、期待はしないでね。

作業に集中しすぎて、Tシャツもしわくちゃ。

周りのご機嫌ばかりを伺ってた過去の僕には戻らないように⚠

自分の存在意義が欲しいよ。
そんなもの手に入らないってわかってても。

そうやってまた、僕らしくないばかりたらたら溢して。

こんな僕をまた、誰かが笑ってくれたらいいのに。

2番

飛んでっちゃった 弱音が飛び散った 君の白い袖を 汚したのは僕だよ
なんで謝った? あの時から舞台に 立てないままだったんだ

引用:ずっと真夜中でいいのに。『花一匁』歌詞より 作詞ACAね

何者でもない自分から、何者かになるために頑張ってきた主人公でしたが、限界がきます。


今まで頑張ってきたけど、もう限界
溜め込んでた弱音が溢れ出てきちゃった。

周りの目を気にしてしまう、何者でもなかった過去の僕を汚して、
自分のやりたい音楽だけを作り始めたのは今の僕だよ。ごめんね。

けど、過去の僕も今の僕も、周りの目を気にしてしまう癖は変わってないのかもしれない。

ルーティンから もう抜け出せない 辞めたい辞められない 愛想笑顔
ご機嫌なんて伺って ばかじゃない? 僕が歌うものは 既にあるものじゃーーーん

引用:ずっと真夜中でいいのに。『花一匁』歌詞より 作詞ACAね

忙しないルーティンからもう抜け出せない。

愛想笑顔も辞めたいけど、辞められない。

周りのご機嫌なんて伺って曲作りしている僕、ばかじゃない?

どうせ僕が歌う歌は既に誰かが作ったものなんだし。

※2番サビは1番サビと同じなので割愛します。

大サビ前~大サビ

パジャマ姿で 始まった共感会議 髪振り乱して 半乾き水しぶき
明日は早起き ゴミ出しプラの日 うるさいアラームをセットしてgn…☽

引用:ずっと真夜中でいいのに。『花一匁』歌詞より 作詞ACAね

お風呂上りにパジャマ姿で始まった、一人会議。

半乾きの髪のまま、これからのことを考える。

ああ、明日はプラのゴミ出しの日だから、早起きしなきゃ。

うるさいアラームをセットして、今日はおやすみなさい。

笑われたって凹むけど 媚び売れないけど 特別な未来を 期待はしない死
Tシャツも しわくちゃ 淡い残り香 胸に刻め 流さないように⚠
負けて嬉しい 花一匁 寂しさに強い処方箋 欲しいよ
柄にないことばかり たらたら溢して
早起きの夜も 頑張りすぎは良くないので 健康でいられますように

引用:ずっと真夜中でいいのに。『花一匁』歌詞より 作詞ACAね

周りに笑われたって凹むけど、媚び売れないけど、
僕は自分らしい音楽を貫きたい。

特別な未来なんて最初から期待してないし。

作業に集中しすぎてTシャツもしわくちゃ。

過去の自分のこともしっかり胸に刻んで、初心を忘れないように⚠

過去の悩みや失敗があったからこそ今の僕がいる。
だから負けても嬉しいんだ。

その場しのぎの痛み止めではなくて、
寂しさにちゃんと強くなりたいよ。

そうやってまた、僕らしくないことばかりたらたら溢して。

夜更かしして作業する日も、頑張りすぎは良くないのでほどほどにね。

心身ともに健康でいられますように。




何者でもない自分から、何者かになるためにもがいている主人公でしたが、
最後は過去の失敗や苦悩を活かしながら、自分の音楽を貫こうと、前向きに捉えている姿が印象的でした。



以上、【花一匁】歌詞考察でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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