・【君がいて水になる】を聴いてみたんだけど歌詞の意味が全然わからない！
こんな疑問を解決します。
☑本記事の内容
・１.【君がいて水になる】の歌詞全文を徹底考察
この記事の著者である僕は、ずとまよファン歴が６年ほど。
去年Spotifyで上位0.05%のファンに入り、合計10274分聴きました。（約丸7日分）
※この記事はあくまで僕個人の解釈であり、歌詞の意味を断定するものではありません。
解釈は人それぞれだと思います。みなさんもぜひ自分なりに考察してみてください。
【君がいて水になる】の歌詞全文を徹底考察
考察のヒント
考察に入る前にこちらのツイートをご覧ください。
「澄明」＝澄みきって明るいこと。
「朧げ」＝確かでないさま。ぼんやり。
一見すると反対の意味の言葉に思えますが、ACAねさんのイメージは「澄明で朧げ」なんでしょうね。
また、「気配だけで超えられるから～」がキーワードっぽいので注目して見ていきましょう。
曲のテーマ
歌詞に入る前に、この曲全体の話を少し。
【君がいて水になる】のテーマは「不倫」です。
登場人物は二人。
・主人公の女の子（僕）
・既婚男性（君）
それでは早速。
※「」内が主人公の気持ち。
⊡以降は補足説明。
１番
はみ出してた淡い紺色がずっと 僕らの時間を解決させずに 砂を払ったりした
考えとか捉え方も知らないや 朝に齧った憂いで 記憶を眠らせたくて
引用：ずっと真夜中でいいのに。『君がいて水になる』歌詞より 作詞ACAね
「君の気持ちが知りたい。。。」
⊡ずっと曖昧なまま進んでいく二人の関係。僕は君のことこんなに想っているのに、
君の気持ちは全然わからない。あー、病む。。。
どこかにゆくのか留まる勇気が 試されてるのか疑うことで信じたい
踊りはしないさ音も無くなれば 手放せた借りパクしてた夜弦の月も
引用：ずっと真夜中でいいのに。『君がいて水になる』歌詞より 作詞ACAね
「君が僕のこと想ってくれてるって信じたいよ。」
⊡「僕が君と別れる道を選ぶか、留まる道を選ぶか」ってことを君から試されてるんじゃないかって疑うことで君のことを信じたい。
⊡そもそも君が存在しなければ、君との夜の時間を奥さんから奪うこともなかったのにね。
“どこかにゆくのか留まる勇気が 試されてるのか疑うことで信じたい“
複雑な文ですが、
「僕が君と別れるか、留まるか」を君から試されてる。
＝君が僕のこと考えてくれてる。僕と一緒に居たいと思ってくれてる。
＝安心する。
ということ。
よって、
「試されてるって疑うことで、君が僕のこと考えてくれてるって信じたい。」わけです。
“夜弦の月“
「夜弦」は造語です。
弦月とは半月のこと。
夜の半月を借りパクしてた＝君と過ごす夜の時間を奥さんから奪った
と解釈しました。
気配だけで超えられるから 柵や秩序の甘えは
君がいて水になる 色のない輝きを追うばかり
気にしてしまう距離が 僕にだけでありますように
小さな船流れ出す ただ力の抜けた光る方へ
引用：ずっと真夜中でいいのに。『君がいて水になる』歌詞より 作詞ACAね
「他のことなんてどうでもいい。君と一緒に居たい。」
⊡ルールとか道理を守るために君と別れるなんて甘い考えは、君の前では無意味。君の気配を感じるだけでそんなこと乗り越えられるから。
⊡このままでいいのかなって君との距離を気にしてしまうのが、僕だけでありますように。
⊡行く先もわからない僕たちの関係は進んでいく。
２番
鮮やかなフルーツに毒を吐いて 習ったばかりの嘘を挟んで
食べ尽くすことでどうにか立っている 変な言葉使う僕でいなきゃ
交わることない類いにはまって 君を逸らして傷を抉って
磨り減った心で歌を歌って 君が笑うなら僕も笑ってみるよ
引用：ずっと真夜中でいいのに。『君がいて水になる』歌詞より 作詞ACAね
「君が居ないときの僕は傷ついてばかり。」
⊡幸せそうな普通のカップルたちにひどいこと言って、慣れない嘘をつくことでどうにか不倫していることを隠している。
⊡普段交わることのない人たちと遊んで君のこと考えないようにしてみるけど、かえって傷ついてしまう。そんな傷ついた状態でも、君が笑ってくれたら僕も笑ってみるよ。
※２番サビは１番サビと同じ歌詞なので割愛します。
大サビ前～大サビ
カシス色の髪が揺れている 喉が乾くほどに泣いている
まだ君のことまだ途中地点の 話をさせてね
何に誰に許可を貰って暮らしてんの 気持ちに名前付ける必要なんてあんの
嗚呼 言い切れない今は言い切れないままさ
引用：ずっと真夜中でいいのに。『君がいて水になる』歌詞より 作詞ACAね
「君と別れるなんて無理。そんな決断できないよ。」
⊡僕たちの関係ってまだ途中地点だよね？まだ続いていくよね？
⊡僕は誰の意思で動いているんだろう。自分で自分がわからなくなる。
別れるかどうかなんて決断僕にはできない。今はこのままの関係で居たい。
“カシス“
カシスの花言葉は、
「あなたを喜ばせる」、「あなたの不機嫌が私を苦しめる」、「あたなに嫌われたら私は死にます」
主人公の心情にぴったりですね。
お洒落な言葉でいいから 少しでも触れられた瞬間
憧れで終われない 色のない輝きを追うばかり
探ってしまう歌が 君には届きませんように
小さな船流れ出す ただ力の抜けた光る方へ
引用：ずっと真夜中でいいのに。『君がいて水になる』歌詞より 作詞ACAね
「君を諦められない。君と結ばれたい。」
⊡都合のいい言葉でもいいから。君に触れられた瞬間、やっぱり君のことが好きってわかった。結ばれたいって思った。
⊡君がどう思ってるのか探ってしまう僕の気持ちが、君には届きませんように。
⊡行く先もわからない僕たちの関係は進んでいく。
まとめ
ルールとか道理なんてどうでもよくなるくらいに君のことが好き。
着飾った言葉で騙されてもいい。将来性のない関係でもいい。
自分に嘘をついてでも君と一緒に居たい。
君の気配だけでどんな困難も乗り越えられるから。
「澄明で朧げ」
君のことが好きっていう僕の気持ちは澄明だけど、
君の考えや、君との関係、二人の将来は朧げ。
そんなイメージがこの考察を通して僕の脳内には出来上がりました。
あなたは【君がいて水になる】にどんなイメージを持ちましたか？
あるいは、どんなイメージに変わりましたか？
もし、少しでも当楽曲の世界観が伝わったならばとても嬉しいです。
以上、【君がいて水になる】歌詞考察でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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