【ばかじゃないのに】歌詞の意味を徹底考察!

伸び仕草懲りて暇乞い
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・【ばかじゃないのに】を聴いてみたんだけど歌詞の意味が全然わからない!

こんな疑問を解決します。

☑本記事の内容

・1.【ばかじゃないのに】の歌詞全文を徹底考察

この記事の著者である僕は、ずとまよファン歴が6年ほど。

去年Spotifyで上位0.05%のファンに入り、合計10274分聴きました。(約丸7日分)

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この記事はあくまで僕個人の解釈であり、歌詞の意味を断定するものではありません。

解釈は人それぞれだと思います。みなさんもぜひ自分なりに考察してみてください。

【ばかじゃないのに】の歌詞全文を徹底考察

曲のテーマ

【ばかじゃないのに】のテーマは「失恋」です。

付き合っていた頃の回想や、別れた後の未練を引き摺る様子などが綴られていて、歌詞はちょっと重めかもしれません。

ただ、最後は前向きになれる内容になっています。

失恋した人も、今恋人がいる人も、いない人も楽しめる記事になっているかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

1番

これは 二十歳じゃない 作業着 剥ぎ取っても
まだ お線香の匂い 床に寝そべってた
一丁前に回り回る 扇風機に嘆いてた
ふと 会えない人を 思い浮かべてた

引用:ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』歌詞より 作詞ACAね

別れた彼のことを思い出す主人公

これは 二十歳じゃない
この曲は二十歳になる前の失恋を書いた曲ということを教えてくれています。

作業着 剥ぎ取っても
君と付き合っていた頃の忙しない日々が終わり、素の自分に戻っても

まだ お線香の匂い 床に寝そべってた 一丁前に回り回る 扇風機に嘆いてた
床に寝そべってお線香の匂いがしたり、扇風機に向かって嘆いたりしながら

ふと 会えない人を 思い浮かべてた
もう会えなくなってしまった彼のことを思い浮かべていた。

主人公には未練が残っていることがわかります。

急な矛盾が 飼い慣らせない 誰のせいって わけじゃない
色の濃い野菜ばっかり 湯掻いてた 鮮やかな仕草に
混ざりたいのに 声があるのに いつもどうして

引用:ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』歌詞より 作詞ACAね

急な矛盾が 飼い慣らせない 誰のせいって わけじゃない
主人公はまだ彼のことが好きだし、会いたい。
でも彼とは別れてしまって、もう会えない。
そんな矛盾のある生活に慣れることができない。
けど、それは誰かのせいってわけではない。

色の濃い野菜ばっかり 湯掻いてた 鮮やかな仕草に 混ざりたいのに 声があるのに いつもどうして
キラキラしたカップルたちに憧れるし、自分もあんな風に幸せになりたい。
でも、いつも彼のことを引き摺って前に進めない
みたいなことを言いたいのかなと。
なぜこのように解釈したのか説明しますね。

ACAねさんは食べ物を人に例えることが多いように思います。
例えば、【君がいて水になる】の
鮮やかなフルーツに毒を吐いて“(幸せそうな普通のカップルたちにひどいこと言って)
とか。

色の濃い野菜“も”鮮やかなフルーツ“と同様、幸せそうでキラキラしているカップルたちを比喩しているのかなと。
また、「色の濃い」と「色恋」を掛けているようにも見えます。

そんな人たちに混ざりたいのに。
声があるのに“とは新しい男性から声をかけられることもあったのに、ということでしょう。

新しい恋を始めるチャンスはあるのに、中々彼のことを忘れられず、一歩踏み出せない
どうしてだろう。と嘆いている様子が伺えますね。

言っとけばいいのに ばかじゃないのに 在り来りだろうけど
僕には 君を思い返す日々で過ごしていける?
もう居ないのに 惹かれ合うのに 一瞬の夏だったよ
ありがとう 僕に残ってる 引き摺る温もり ずっと まだ目の前に

引用:ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』歌詞より 作詞ACAね

彼への未練を断ち切れない主人公の様子が描かれています。

あの時君に「別れたくない」って言っとけばいいのに。僕はばかじゃないのに。
当たり前のことだろうけど。

僕はこれから君を思い返すだけの日々を過ごしていけるだろうか?

君はもう居ないのに君のことを考えてしまう。
あんなに惹かれ合っていたのにどうして別れることになってしまったんだろう。

一瞬だったと思えるほど濃い夏だったよ。
そう思わせてくれてありがとう。

僕にはずっと君の温もりが残っている。
あたかも君が目の前に居るかのように。


2番

それは わたしじゃない 傷つけない さよなら を
靴に石入っても 歩き考えてた
先ばかり気にする君と 遅れをとるわたしと
ふと ぎこちない日々を 思い浮かべてた

引用:ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』歌詞より 作詞ACAね

2番では君と付き合っていた頃~別れるまでの回想が綴られています。

君に「傷つかないようなさよなら」を言ったのは、本当のわたしじゃない。
本当はさよならなんて言いたくなかった。
※急に一人称が「わたし」になっています。
おそらく、君と付き合っていた頃は一人称が「わたし」だったんでしょう。

靴に石が入っても気づかないくらい、歩きながら君のことを考えてた。

付き合っていた頃、「先のことばかり気にする君」と「そんな君に後れをとるわたし」とで気持ちがすれ違っていた。

そんなぎこちない日々をふと思い浮かべてた。

この先どうする ね どうしよう わからない
君が溜息つく このやりとりに 安心できる 自分がいた
急な矛盾が 飼い慣らせない 何がきっかけとかじゃないけど
疲れてくことも 慣れていたと思う それが始まりで
義務になったし ゴールだったし ご飯できたよ

引用:ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』歌詞より 作詞ACAね

(君)「この先どうする?
(わたし)「ね。
(君)「どうしよう?
(わたし)「わからない

こんなやりとりをして君が溜め息をつく。
何気ないやりとりができることに安心してる自分がいた。

急な矛盾が 飼い慣らせない 何がきっかけとかじゃないけど
君が居ない生活にやっぱり慣れない。
別れたのはすれ違いが徐々に大きくなったのが原因だから、何かきっかけとなる出来事があったとかじゃないけど。

疲れてくことも 慣れていたと思う
すれ違いを気にして疲れてくことにも慣れていたと思う。

それが始まりで 義務になったし ゴールだったし ご飯できたよ
でもそれが始まりで、すれ違いを受け入れながら過ごすことが義務になったし、
完全に受け入れてしまうことがゴールになっていたし、
そんな毎日を我慢して、「ご飯できたよ」と君の前ではいつも通りに振る舞う。

言っとけばいいのに ばかじゃないのに 在り来りだろうけど
僕には 君を思い返す日々で過ごしていける?
もう居ないのに 惹かれ合うのに 一瞬の夏だったよ
これ以上求めた贅沢な 悲しみは 何処へゆくの

引用:ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』歌詞より 作詞ACAね

1番と違うのは”これ以上求めた贅沢な 悲しみは 何処へゆくの“の部分。

二人の間にこれ以上を求めてしまったがゆえにすれ違ってしまった。
そんな悲しみは君が居ない今、何処へぶつけたらいいかもわからない。

大サビ前~大サビ

君の普段着 畳む途端に 片付いた理屈の中で 吸って吐いて
だって大丈夫だって 終わりが近いと 仲良くなれたし
桃鉄勝って 君が寝落ちして 自分の好き<君の好き が何よりも大事で 同じ気持ちって
気づいちゃダメみたいな さよなら ばっか だよ

引用:ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』歌詞より 作詞ACAね

別れることを決めた後の二人について書かれています。

君の普段着 畳む途端に
「ご飯できたよ」からもわかる通り、二人は同棲していたんでしょう。
君の普段着を畳んで、お別れの準備をしていた時の回想シーンということがわかります。

片付いた理屈の中で 吸って吐いて
「別れた方がいいよね」と二人で話し合って片付いた結論。

だって大丈夫だって 終わりが近いと 仲良くなれたし
そんな結論が出た後でも心の中で「大丈夫」と思っていた。
君と別れた後も友達に戻れるかも。なんて淡い期待を抱いていたのかもしれません。
別れが近づくと仲良くなれたし。

別れることが決まっても桃鉄をやるほど仲は良いままだったんでしょう。

自分の好き<君の好き が何よりも大事で 同じ気持ちって
同じ気持ち」には2パターンの解釈ができます。

自分の好きと君の好きが同じくらいだった、という解釈。
(自分の好き=君の好き)

君も自分の好き<相手の好きが大事だった、という解釈。
(僕:自分の好き<相手の好き)(君:自分の好き<相手の好き)

僕は最終的に②派になったんですが、どっちの解釈もあるな~と思います。
どっちで解釈するかはあなたにお任せします。
もちろん、あなたなりの③の解釈を作ってもOKですからね。

言っとけばいいのに ばかじゃないのに 在り来りだろうけど
僕には 君を思い返す日々で過ごしていける
もう居ないのに 惹かれ合うのに 一瞬の夏だったよ
ありがとう 僕に残ってる 引き摺る温もり ずっと まだ目の前に

引用:ずっと真夜中でいいのに。『ばかじゃないのに』歌詞より 作詞ACAね

1、2番サビと違うのは”過ごしていける“の部分。
?がなくなっていますね。
主人公が前向きに歩き出そうとしている様子が伺えます。

まだ君の温もりを引き摺ってはいるけど、最後は未練を断ち切り、前向きに進もうする主人公でした。

以上、【ばかじゃないのに】歌詞考察でした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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